新喜劇タイムズ

吉本新喜劇についていろいろ考えるブログです。

新喜劇座員の結婚について考える

 1月18日(木)、吉本新喜劇の吉田裕さんが婚約したことを発表しました。

 

 

 お相手は同じく吉本新喜劇前田真希さん。突然の発表に多くのファンが驚いたのではないでしょうか。

 

 吉本新喜劇における恋愛事情についてはあまりよく知られていません。そこで今回はそんな新喜劇座員の恋愛事情について新喜劇タイムズで独自に考えてみたいと思います。

 

 

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”ビッグカップル”の誕生にファン悲喜交々

 この日(1月18日)裕さんは西梅田劇場でリーダー週を務め、真希さんは祇園花月での公演に出演中でした。

同日昼にネットニュースで一斉に二人の婚約が報じられると、新喜劇ファンの間を中心に瞬く間にこの情報がツイッター上で拡散されました。

 

 ツイッター上では二人が付き合っていた事に対して驚きの声と同時に、祝福のツイートが多く投稿されました。

一方で双方のファンからは「ショック…。」という声も聞かれ、新喜劇ファンの反応は悲喜交々したものになりました。

 

 真希さんには同じく吉本新喜劇に所属する2歳年下の妹・前田まみさん(36)がいますが、まみさんから見て裕さんは”義理の兄”ということになります。家族が一人増えてますます賑やかになりそうですね。

 

 

 

 

 一般人と結婚する新喜劇座員は数多くいますが、座員同士での結婚は滅多にありません。

今回の婚約発表により座員同士のカップルは1992年の内場勝則・未知やすえ夫妻、2009年の中條健一・秋田久美子夫妻に続き3組目となります。

 

 

 なお挙式・披露宴の予定は現時点では無く、裕さんの誕生日である3月29日(木)にNGKで開催される単独イベント『吉田裕の新喜劇 vol.2 ~NGKですんのか~い!~』で真希さんと共に改めてファンの皆様へ結婚のご報告を行いたいとのこと。実質、披露宴と同じ意味合いになりそうです。

 

 

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前回からちょうど1年の節目に行われる『吉田裕の新喜劇 vol.2 ~NGKですんのか~い!~』。婚約した二人がどのような形で登場するのか気になるところだ。

吉本興業/よしもとクリエイティブ・エージェンシー

 

 

 

 

 

 

芸能報道の本来あるべき姿…?

 ここ数年、週刊誌などの芸能報道における芸能人のプライバシーを巡って盛んに議論が巻き起こるようになってきています。

 

 話は変わりますが一般的に”熱愛報道”や”不倫疑惑”といわれる類いのスクープは、カメラマンによる隠し撮り→週刊誌への売り込み→週刊誌への記事掲載→大手スポーツ紙に週刊誌記事の内容を転載→TVのワイドショー番組での報道 という流れが基本的です。

 

そして芸能事務所は「プライベートについては本人に任せている」「報道各位について承知していない」などと個人の問題に対してあくまで中立的な立場にあるという形でコメントを発表する必要が出てきます。

 

 

 

今回、婚約発表を行った吉田裕さんはすっちーさんと共に「乳首ドリル」で全国的な知名度を獲得し吉本新喜劇の発展に大きく貢献してきました。そのため、芸能界における影響力の大きさから週刊誌の関係者などにプライベートをマークされる可能性もありました。

 

しかし、結果としてそのような事態には至らず今回の突然の婚約発表に繋がりました。

二人がプライベートでお付合いする中で、普段からこうした週刊誌の関係者に気付かれないよう生活する事が功を奏したという可能性もありますが、何より一番は同じ吉本新喜劇の関係者が二人のプライベートに極力介入せず守ってくれたという所にあると思います。

 

 

奇しくも翌1月19日には、同じ芸能界で音楽プロデューサーの小室哲哉さんが週刊誌での不倫疑惑報道により引退を表明する事態が起きています。

 

不倫疑惑報道により引退を表明した音楽プロデューサーの小室哲哉さん。小室さんの芸能界引退に対し、週刊誌の行き過ぎた報道の在り方を指摘する声も出ている。

 

 

この2日間に同じ芸能界で起きた正反対の出来事は、芸能人のプライベートが保証される事、そして吉本新喜劇が全国的に有名になる事に対してどう在るべきか疑問を投げかけているように感じます。

 

 日本における芸能報道の在り方が大きく改善することを願ってやみません。 

  

 

 

 

 

 

”自由恋愛”のルールの下で

 1992年の内場勝則・未知やすえ夫妻の結婚に至るまでのエピソードにこういうものがあります。

 

 

内場・未知やすえ夫妻の交際発覚当時、桑原は昔から伝統として継承されていた「劇団内部での恋愛は御法度」という掟を盾にして猛反対したとも伝えられる。結局、内場とやすえの結婚は桑原が折れて認める形で実現し、以降も団員同士の結婚に関しては積極的に承認しているようである。ただし、劇団員同士の結婚においても、桑原の承認が絶対条件となっている。

桑原和男 -Wikipedia

 

 

 新喜劇内では「自由恋愛」 が基本的なルールとなっています。ただし、上記にもあるように座員同士の結婚については桑原和男師匠による承認が必要となっています。

 

この承認について、新喜劇タイムズはいわゆる「仲人」としての役割を担っている部分があるのではないかと考えています。

もし、仮に今いる3組とは別にある新喜劇座員夫婦がいるとしてその二人に何かしらのスキャンダルが起きた場合、関係者・ファンの方々に対する影響は大きく、ひいては吉本新喜劇に対するイメージダウンを招く恐れもあります。

 

桑原和男師匠による承認は、そうした事態にならないために「私が責任をもって共に新喜劇座員であるこの二人の結婚を認める」という”保証”としての意味合いを含んでいるのではないかと思われます。

 

 

しかし、桑原和男師匠は現在82歳。今後のことを考えると、これからも桑原師匠にこの役割を任せるのは少し不安が残ります。

 

個人的には今後も吉本新喜劇が末永く円滑に続いていくために、この役割を色んな新喜劇座員と幅広い交流があり、かつ寛容な心で座員同士の結婚を受け入れる事が出来る別のベテラン座員に譲るべきだと思います。そして、その話し合いの機会を秘密裏に設けるべきではないでしょうか。 

 

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 吉本興業/よしもとクリエイティブ・エージェンシー

 

 

 

 

 

 

新喜劇座員同士のチームワークを改めて証明

 裕さんは婚約発表にあたって行われた記者会見で次のように話しています。

 

 

吉本新喜劇の先輩に結婚の報告をしに行った際、「皆さん、ほとんど驚きませんでした」と裕。「皆さん、(付き合っていることに対して)目をつぶってくれていたんだと思います。関係を突き詰めることもなくて。たぶん、突き詰めてしまったら"こいつら終わってしまうんじゃないか"というお気遣いがあったのではないかと思います」と振り返りました。

ー よしもとニュースセンター:吉本新喜劇・吉田裕が同じく吉本新喜劇前田真希との入籍を発表しました! 

 

通常公演での新喜劇においてチームプレーが大事であるといわれるようにプライベートにおいて、どんな座員であっても他の座員のプライベートに極力口を挟まないというのはある意味チームワークであるといえる部分があるのではないかと思います。

 

これからも共に吉本新喜劇を続けていくために「チームメイト」として他人に迷惑をかけない。今回の婚約発表は芸能界におけるプライベート事情に対しての”お手本”ともいえる部分を示したように感じます。

 

 

 

 何はともあれ、新婚生活の為の新居を構えるなど新たな幸せを歩み始めた吉田裕・前田真希夫妻。お二人にはこれからも末永く幸せな生活を送ってほしいと思います。

 

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吉本興業/よしもとクリエイティブ・エージェンシー 

 

 

 

 

 

おわりに

 最後に、吉本新喜劇に関するデータを少しご紹介します。

 

・新喜劇座員比率(元号別)

 来年(2019年)4月をもって平成が終わりますが、昭和世代と平成世代の座員の比率を比べてみると昭和世代が圧倒的に多いですね。

 昭和が60年以上長く続いたことが影響していますね。

 

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※2018年3月5日現在

 

 

 

 

 

・新喜劇座員比率(出身地別)

 やはり笑いの殿堂・大阪出身の座員が一番多いですね。次を占めるのは兵庫出身の座員でした。

 ちなみに、東北地方出身の新喜劇座員はまだ1人もいません。 

 

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※2018年3月5日現在(総人数:105人)