新喜劇タイムズ

吉本新喜劇についていろいろ考えるブログです。

【吉本新喜劇2027 第2回】新名徹郎の魅力について考える

 吉本新喜劇の若手座員にスポットを当てながら、吉本新喜劇の未来について考えていくシリーズ『吉本新喜劇2027』。

2回目となる今回は、次期リーダーの一人として注目を集めつつある新名徹郎さんの魅力について考えます。

 

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吉本興業/よしもとクリエイティブ・エージェンシー

 

 

”強烈な”ツッコミとボケを放つチャレンジャー

 まず新名さんの魅力について一つ取り上げるとすれば 、やはり猛烈な大声で放つツッコミが代表的といえるでしょう。新名さんはここ数年、辻本座長の回を中心に回し役として活動してきました。その鋭い突っ込みに関してはしみけんさんに劣らず、といっていいのかもしれません。

 

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実は新名さんは新喜劇に入団する前、およそ5年ほど漫才コンビ「ダ・ヴィンチ」を組んでツッコミ担当として活動していました。新名さんのツッコミに関しては、この下積み時代の経験が生かされている面もあるのかもしれません*1。 

 

 

 しかし、ツッコミだけをしてきたというわけではありません。新名さんはボケにも果敢に挑戦してきました。おととしには七三分けのスーツ姿という少し特徴的な姿で、茂造さんから挨拶されると、ひたすら大声で「こんにちは~!」と言う変わった役にも挑みました。このギャグは広く浸透するという段階まではいきませんでしたが、新名さんのファンの間では彼の代名詞として認知されています。

 

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この強烈なキャラクターなどが印象的な新名さんですが、先月NGKで行われた酒井藍さんのイベントではAKB48の『チームB推し』という曲に乗せて「サイコパス」とイジられる羽目に。さらにその後の新名さんの単独公演で、新名さん自身が新喜劇の中で「怒ったらサイコパスになるで」とアドリブ(?)の台詞を言っています*2

 

ではなぜ、自分自身でもサイコパスとイジるくらいこれほど熱心になるのか。

 それは、一つ一つに極限まで集中し責任を持ってやりきるという新名さんの新喜劇に対する姿勢の表れではないかと考えています。人によってはその新名さんの極限まで集中している様子を奇妙に感じるかもしれません。しかし現在吉本新喜劇が全国的に有名になりつつあるとはいえ、若手座員のほとんどはまだ駆け出し中です。

 

そうした厳しい世界を生き抜くために躊躇せずに果敢に挑む姿は大いに納得できるのではないでしょうか。

 

 

 

今年には念願の東京進出も

 そうした中、今年1月にはフジテレビのネタ披露番組『爆笑キャラパレード』に出演し「劇団 金のタマゴ」として入団10年目で念願の東京でのテレビ出演を果たしました。

この番組の中で披露されたコント『熱すぎる警官コンビ』ではコンビニ店員として相変わらず強烈なツッコミを放っています。

 

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 また今年3月には同じ番組に再登場して、ツッコミ担当として役を務めています。

 今後の活動において新名さんが東京のテレビ番組にどれほど出演することになるかは分かりません。今のところ、考えられるのは「ENGEIグランドスラム」への出演といったところでしょうか。

 

最近は、すっちーの回にも多く出演するようになってきていますので、一連の若手座員を少しずつ推していく流れの中で彼も少しずつ注目を集めていくということになると思います。今後の動向について運営サイドの判断が待たれます。

 

 

しみけん、信濃岳夫に次ぐ「第3のリーダー」に?

 現在、新名さんの人気についてはしみけんさんや酒井藍さんなど他の座員と比べるとまだまだといえます。また、若手座員の中でも実力No.1といわれる信濃岳夫さんもここにきて人気急上昇中です*3

 

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 信濃岳夫単独公演『オレの新喜劇』の集合写真。若手座員のイベントとしては異例の満席(立ち見席を含む)という大成功を収め、幕を閉じた。

吉本興業/よしもとクリエイティブ・エージェンシー

 

 しかし新名さん自身も負けてはおらず、2回目の単独イベントに関しては道頓堀ZAZA HOUSEという小さな会場ではあるものの満席となっています。また、次回行われる単独イベントに関してもチケットの売れ行きは好調で満席をうかがう勢いとなっています。

 

さらに、登場するのはたった10人で全員が主役という趣旨のイベント「しんきげき10」には4月の初回から全ての回に登場しています。

 

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「登場するのは10人で全員が主役」というコンセプトのイベント『しんきげき10』のチラシ。こちらは5月に公演されたときのもの。

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連続で出演するということは、新喜劇を担う上で重要な存在になりつつあることを意味するのでしょうか。

 現在の立ち位置としては、しみけんさん・信濃さんに次ぐ第3のリーダーとしての役割を担っていると私は考えています。まだ時間がかかるとは思いますが、個人的には副座長としては射程圏内に入っているような気がします。

 

 

新名さんの今後の活躍に期待すると共に、これからも応援し続けていきたいと思います。

 

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*1:ダ・ヴィンチ (お笑い) - Wikipedia

*2:5月12日(金)の「新名徹郎の新喜劇NEXT vol.2」での発言。

*3:ちなみに、信濃岳夫と新名徹郎は同じNSC大阪校25期生である。